明西寺看板猫 ツルベ(♀)とお別れして半年経ちました。
2021年7月28日

こんにちは。副住職です!
毎日暑くて暑くてしんどいですね、、皆様いかがお過ごしでしょうか。
明西寺は調布市仙川というところにあるお寺ですが、仙川という街、ここ何年かでマンションや住宅が増え、活気が出てきました。最近たまに商店街を歩くのですが、土日は混み合い、大変な状況です。そんな中で感じる事があります。
ペットを飼っている方がこんなにも多いのかー。。
実は、明西寺もずっと猫ちゃん(ツルベ♀)を飼っていました。最後の数年は甘えたり、人懐っこくなりましたが、本当に自由奔放、気の強いツルベでした。しかし、そんなツルベでしたが、腎臓を患い、2020年11月にお別れをしました。

気付けばツルベとお別れをしてから半年経ちました。やっと最近、他の方が飼っている猫ちゃんやワンちゃんを素直に見れるようになりました。今までは、やっぱりツルベのことを思い出してしまうからと、無意識にあまり見ないようにしていたような気がします。
寂しさ悲しさを理由にして、どんどん塞ぎこんでしまう自分。私が頑張って受け止めようとしても答えは出ませんよね。。では、このいのちをどう受け止めていいったら良いのでしょう。それは、私が頑張って受け止めるのではありません。そのいのちは、私たちと同じように仏さま(阿弥陀様)に抱かれているいのちであったと、浄土真宗では聴かせていただきます。ツルベが自らの生き様を通して私を阿弥陀様の教えに導いてくれたのかなと思います。ツルベの死を自分なりに受け止められるようになりました。
20年近く長生きしてくれて、寂しいし悲しいですが、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。生前は皆様に可愛がっていただき、本当に嬉しかったと思います。ありがとうございました!
このご縁がきっかけとなり、明西寺の墓地にペット墓が施工されます。
「もうすぐだね。ツルちゃん。。」

詳細はまた後日お知らせ致します。